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富士登山 | 富士山の歩き方

富士登山に初めて挑戦する方、歩き方、呼吸法、休憩のタイミング、
水分補給のタイミングなど細かいことを注意するだけで登山の大変さがまったく変わってくることを知っていますか!?
どういったことを注意したらいいのかを紹介していきます。

 

歩き方

まず登山の歩き方についてですが、登りと下りでまた気をつけるポイントが変わってきます。それぞれのポイントについてお話していきます。

▼登り
登りでは、基本的に歩幅を小さくしてボチボチ歩くイメージが大切です。歩幅を大きくすると、
とても疲れやすくなり、富士登山のような10時間を超える行程に耐えられなくなります。また、もう一つのポイントとして、
少しだけ「がに股」で歩くと体の重心が安定して歩きやすく疲れにくくなります。

▼下り
続いて下りですが、下りも歩幅を出来るだけ小さくして歩くようにしましょう。
富士登山の砂走りのように大股で歩く人もいますが、安定しない登山道で足をくじいたりする怪我の原因になります。
落ち着いてゆっくり小さい歩幅で歩くようにしましょう。
また、足の着地をできるだけ踵から地面につけるようにすることで、岩場でも転ぶこと無く安定して歩くことができます。

 

呼吸法

「鼻から吸って口から吐く」を心がけます。
富士登山では長い時間体に負担をかけ続けています。
鼻から吸うことで、湿度と温度を保った空気を体内に取り入れることができ、肺への負担も軽減できます。

 

休憩のタイミング

マラソンに初めて挑戦したとしましょう。自分が限界になる距離まで死ぬ気で走ってから休憩して、
また走る、の連続でゴールを目指すよりも、「ちょっと疲れたな」というポイントで休憩してから
また走る方が長続きすると思います。
これと同じように登山でも自分が疲れたなと思ったら立ち止まって休憩し、
ちょっと休憩したらまたゆっくり歩くという連続で山頂を目指しましょう。

 

水分補給

登山中に体が脱水状態になると意識が朦朧としてきます。大きなトラブルにならないように水分をこまめに
補給して登山することはとても重要です。ただ、汗を大量にかいて喉が乾いてから補給しては血液まで浸透するまでに時間がかかります。
なので、喉が乾く前に「結構汗をかいたな?」と思ったときや、少休憩するたびに少しでいいのでコマメに水分補給を心がけながら登山を楽しみましょう。

以上のような富士登山で心がける点は、実際に登山に出かけなくても、みなさんの日常生活の中でも十分に練習することが可能です。
富士登山に行くことが決まったらこういった小さなことからコツコツ練習していきましょう。

神戸アウトドアスタッフ:

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