富士登山でも最も注意すべきことのひとつ、高山病。
症状がひどくなると死に至ることもあるほど危険な症状です。
登山中の体調管理次第で発症率がとても下がります。
どういった対処方法があるのかを紹介していきます。
1,水分をしっかりととる
富士登山では多量の汗をかきます。その結果て血中の水分量も分非常に低下します。
水分量が低下すると血中濃度があがり全身の血管に酸素が行き届かなくなります。
そうなると高山病発症率が非常にあがります。
喉が渇く前に頻繁に水分を補給することを心がけて下さい。
2,ストレッチをする
富士登山では常に筋肉が痛めつけられています。
筋肉は負荷がかり痛めつけられると、硬直します。
硬直すると、筋肉の周辺の血流がとても悪くなります。
その結果高山病のリスクが高まります。
頻繁に全身のストレッチすることでこわばった筋肉を伸ばして血流を良くすることを心がけましょう。
3、体温を維持
富士山は山頂が近づくにつれて、夏場でも地上の冬場と同じような気温になります。
このような状況で体温管理を怠ると、体温が急激に低下し、血流が悪くなります。
高山病だけでなく、その他の全身の機能障害が次々と起こる原因となります。
雨であまり濡れないように気をつける。汗でビショビショにならないような素材の服を着る。
また、寒くなったらすぐに防寒着を着用する。など注意してください。
4,質の良い睡眠(山小屋)
疲れがたまって無理をすると高山病発症率が非常にあがります。
山小屋でしっかりと休憩して翌日に備えてください。
5、ゆっくり歩く
疲れと無理をすることは高山病の大きな原因です。
無理せず自分のペースを守って歩いて下さい。
また、ゆっくり歩くことで、高度順応に体がゆっくりと順応していきます。
最後に
高山病対策には「無理をしない」、「血流をよくする」のふたつがポイントです。
自分のペースを守ってのんびり富士登山を楽しんで下さい。