登山用品のメンテナンス 【靴】

1,汚れを上手く落とす

登山から帰ってきたらまず、土や泥をブラシで取り除きましょう。

靴底は固めの真鍮ブラシでこすると良いです。生地は柔らかいブラシを利用しましょう。

注意点1:生地部分に固いブラシを使うと生地を傷つけます。柔らかいブラシ、または優しく汚れを払って下さい。

注意点2:雑巾などで押しつけると砂が生地に押し込まれてしまいます。

ある程度取り除けたらOKです。

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2,登山靴を優しく洗う

登山靴を洗います。水を使って優しく表面の汚れをとりましょう。

キッチンスポンジがオススメです。

注意1:洗剤はダメ☓ 洗剤を使うと表面の撥水剤が取り除かれてしまいます。

注意2:臭いを取り除きたい場合はアルコールで除菌するのが一番効果的です。

その他:高圧洗浄機の一番拡散する状態で洗うと、とても汚れが取れますよ!

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3,生地の奥まで撥水処理をする

市販の撥水剤を利用します。

一般的には NIKWAXリバイベックス(1本/100ml前後 1500円程度)という撥水剤がポピュラーです。

スポーツ用品店で販売しているスプレーでも良いです。

みなさん、価格と相談して下さい!

ポイントは、濡れた状態で撥水剤を吹きかけて生地に浸透させること!

そうすることで、生地に水が染み込みにくくなります。

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4,傷めずに乾かす

直射日光は生地、ゴム部分の劣化を早めます。

なので日陰でゆっくりと乾かしましょう。

ジメジメした時期に日陰で乾かすと臭いの原因になるので

扇風機で風を送るのも良いでしょう。

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5,大切に保管する

直射日光の当たらない風邪通しの良い場所に保管しましょう。

注意1:箱収納は☓ 箱に入れて保管すると接着剤が剥がれ、靴底が剥がれてしまうことがあります。

注意2:直射日光は☓ 紫外線は劣化を最大限促進させます。

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