富士登山 高齢者 │高齢者でも富士登山を成功させる方法!

高齢者でも富士登山挑戦を応援!

<年は関係ありません>
登山用品のレンタルをしていると幅広い年令の方からレンタルの
注文を頂きます。中でも最高齢は82歳の方でした。
スタッフも大丈夫なのか心配でしたが、トレーニングをしっかりしている。
また少人数ツアーに参加するなどとのことで、道具をレンタルさせて頂きました。

後日連絡を頂き、とても最高の思い出だった!!!というお話を頂きました。
とても感動したようで本当に私達も嬉しい限りでした。

今回この80代の方は登頂できました。ということは誰でも登れるのか!?
と思いきや、20代でリタイアする人もいます。
この違いは
1 天候などの運
2 高山病にかかりやすいか等
3 しっかりとした休息を取ったあとの登山開始か
4 ペース配分
など様々です。
上記は事前に準備できる事ではありませんが、

5 体力

は誰でも事前に準備が可能です。
今回はこの年配の方でもできる「体力」を鍛える方法をお伝えします。

<<簡単な体力アップ方法>>
★ウォーキング(歩くこと)
まったく運動の経験が無い方は
1日15分程度のウォーキングから初めます。
可能であれば毎日2分追加して歩きましょう。
7日後には約30分程度のウォーキングになります。
2ヶ月位前から始めれば、富士登山直前には
2時間15分位のウォーキング時間になります。

★階段昇降
階段昇降は階段の昇り降りの連続です。




こちらも毎日軽く汗を各程度続けましょう。
余裕が出てきたら富士登山に実際に持っていく荷物を入れたリュックを
背負って階段昇降を続けると体力アップにつながるでしょう。

★カーフレイズ
カーフレイズはふくらはぎを鍛えるトレーニングです。




登山ではこの筋肉が必要になります。
ご飯を作っている時、テレビを見ている時に○○しながらカーフレイズをして
日頃から筋肉トレーニングを行いましょう。
10回1セット☓3セットを目安にしましょう。

★スクワット
スクワットは膝に負担がかかるので上のトレーニングに慣れてきた方が行って下さい。


最初は5回程度を目安に。慣れてきたら10回を目標に3セットできるよう頑張りましょう。

★柔軟運動(ストレッチ)
柔軟運動は怪我をしないようにするための運動です。
登山前の怪我、登山中の怪我、どちらも楽しい富士登山を台無しにしてしまいます。
しっかりと事前に柔らかい怪我をしにくい体つくりをしましょう。
ここではイスに座って行える体に負担の小さい柔軟運動を紹介します。



柔軟運動はお風呂上がりなど筋肉が暖かくなって伸びやすい時に行うと
筋肉への負担が小さくなり、良いです。


<<最期に>>
富士山への気持ちが大きすぎて無理をしすぎる方もいます。
トレーニングのしすぎは怪我の元です。
程よくしんどく 程よく筋肉を使う に注意して
無理をしないよう継続的に事前のトレーニングを行いましょう。