高山病を防いで楽しく富士登山する方法

富士山に登ると決めたらたくさん不安なことがあると思いますが、
その中の一つが、「高山病」ですよね。
普段山登りに慣れていない場合、高山病に対して、怖い、なってしまったらどうしよう、
対策するにはどうしたらいいのだろうとものすごく不安になると思います。

高山病って一体どういう症状のことを言うのかということや
高山病になってしまう理由、
高山病を防ぐにはどうしたらいいのか、
また、おすすめの対策グッズについてお話ししたいと思います。

高山病とは、いつもと違う空気レベルのところで起こる体の変化のこと

altitude-sickness
簡単に説明すると、いつもと違うところに行く為に起こってしまう体調の変化のことが「高山病」と言われています。
一般的に頭が痛くなったり気持ち悪くなったりすることなど、とにかく調子が悪くなることをひとまとめにして「高山病」言われてしまっています。

『病』という字が使われている為か、怖い!不安!嫌!というマイナスイメージが付きまとうと思うのですが、
少し冷静に考えてみましょう。

例えば、海外旅行に出かける時に飛行機に乗ると、耳がキーンとすることがありますよね?
飛行機の中でお酒を少し飲んだだけでも、すごく眠たくなってしまいますよね?
海外で、お水が合わなくて下痢をしてしまうことがありますよね?

高山病は、これと一緒です。

普段は地上にいるけれど、
富士山頂の3000メートル以上のところへ行くと、やっぱり自然と体になにかしら変化が起こる。
こういったごく普通の体の変化のことだけなんです。

『病』という言葉だけがなんだか恐ろしいイメージを脳裏にうえつけてしまっている気がします。

頭が痛かったり、なんだか気持ち悪くなったり、
呼吸がしにくくなったり。
いつもと違う体調の変化に、自分自身がパニックを起こしてしまうとこれが『病』のように感じられ、
「高山病にかかってしまった!」ととても不安になります。

いつもと違うところにきているのだから、なにかしら体調の変化が起きるのは当然だと考えてみることで、
少しだけ高山病ってなんだか怖い!というイメージが少しだけ和らぐのではないでしょうか?
nausica
ほらもうこわくないね!

高山病というのは、怖い!嫌だ!のイメージを変えてみてください。

高山病になってしまう理由は、無理をしすぎていることが大きく原因している

普段よりも空気レベルが低くて、慣れないところに行くわけですから、
少しは自分の体をいたわってあげないといけません・・・が、
富士山にきたので!いつもよりも張り切ってしまうのが私たちですよね。

実は、この張り切り!度合いが大きければ大きいほど、自分に無理をしてしまっていることになるので、
どんどん自分を追い込んで、調子を悪くしてしまっています。

普段は、きちっと舗装された歩きやすい道を歩いていて、
急な坂など歩かないのに、
富士山に来た瞬間、歩きにくい砂利道をハイペースで歩いたり、
走ったり(笑、これはさすがにないか)してしまっていませんか?

普段より疲れるところに来ているんです。
ゆっくりと自分のペースで歩きましょう。

他の人が気になりますか?
心配しないでください。皆さん無理しています。
ツアーの場合、ガイドさんがちゃんと山頂まで連れて行ってくれます。

安心して、自分のペースを守りながら、少し遅れても焦らずに
ゆっくりと富士山を楽しみながら登ってください。

ちゃんと景色をみてくださいね。
unkai

無理をしすぎているかは自分しかわからないのですよ

実は、寝ている間にも高山病にかかってしまいます

調子よく登ってきたにもかかわらず、山小屋で目覚めて頂上を目指す時に
信じられないくらいしんどい思いをすることがあります。

目覚めが悪いんです。

原因は、寝ている時に十分に酸素が体に行き渡っていないこと。
それを避けるために酸素缶を持っていく人もいますが、
酸素感よりもおすすめなのがこれ!

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鼻腔拡張テープです。

これ、使ったことありますか?

鼻の穴が少しだけ広がって呼吸がしやすくなるテープです。
これを貼って眠れば、寝ている時も酸素が自然に体にとりこまれるので
寝ている間に酸素不足になることを防ぎます。

酸素不足が防がれるおかげで、高山病にもかかりにくくなります。

またいびきの予防にもなるのでおすすめです。
この鼻腔拡張テープなら、持っていても小さいので、酸素缶を持ち歩くよりもいいと思いますよ。

おすすめの鼻腔拡張テープはアマゾンでも、ドラッグストアでも買えますよ↓

ブリーズライト エクストラ 肌色 レギュラー 8枚入

まとめ

標高の高いところで起こる体の変化(高山病)について、少しはご理解いただけましたか?

そしてそんなに怖いものではないということ、自分で防ぐことができるということを
ご理解いただけましたか?

せっかく日本一の山に登るんです。

ゆっくりと楽しい山登りの思い出にしてくださいね。