開山まで1週間 | 富士登山前に準備しておくべきこと

富士山の吉田口開山まであと一週間になりました。

2017年の開山日は土曜日なんですね。たくさんの方が開山日の登山を計画し楽しみにしていますね。
神戸アウトドアでレンタル予約をしている方で富士山に出かける方、または道具を自分で購入して
登山に備えている方、是非この一週間で心の準備と道具の使い方練習を行って下さい。

 

山登りは自然が相手のアウトドアスポーツです。
どれだけ質のいい登山道具を持っていても、予期しない天候や状況に自分ですぐに対応できるように練習し
準備しておかなければ、山登りを楽しむことが出来ません。

富士登山するからトレーニングしないとと計画的に進めてこられた方であっても
持っている道具を有効活用できなければ、疲れを軽減してくれるはずの道具が、
疲れを倍増させる道具になってしまうことだってあります。

 

今回の記事では初心者の方にありがちの準備不足の例と解決方法をお話したいと思います。
2ヶ月ちょっとしか開いていない富士山での山登りを十分に楽しんでもらいたいので
是非参考にしてくださいね。

 

 

荷物のパッキングがスムーズに出来るよう、またどこに何を収納するか自分にわかるよう工夫しておこう

パッキングと言ってもなんでもかんでも、荷物を適当にザックに詰めるだけではありません。
重量が分散されるように背面に近い部分に重い荷物を入れて、背面から遠い部分には軽い荷物を収納します。
また、行動食のように頻繁に取り出すものは取り出し易い場所に収納します。
大体どこに何を収納したのかわかるように考えながら詰めることで、とっさの時にすぐに荷物から必要なものを
取り出すことが出来ます。
どこに収納したかわからないと、荷物を再度全部だして探さないといけなくなり、1つのものを出すだけでも
相当の時間がかかってしまいます。
時間がなくなることで登山スケジュールに余裕がなくなり、焦りが発生。焦りにより、事故や怪我の発生の可能性も
高くなってしまいます。

実際に登山に行く用意をすると、思った以上に荷物が多くなります。全部収納できるのかさえ、わからなくなることもあるでしょう。
すべての荷物を用途に応じて的確に収納するには、時間と経験が必要になります。 当日にぱぱっと済ませられるのは
なれている方でしょう。
初心者の登山者は、登山を楽しみ登頂するためのひとつの方法として、ご自宅で自分に合った収納を考えて頂くことをおすすめします。

 

 

登山中に必要な道具の取り出し、装着、調整方法を練習しておこう

登山中にザックから必要に応じて取出しが必要となる道具は、雨具、スパッツ(ゲイター)、防寒着、ストック(トレッキングポール)、ヘッドライト等でしょう。
また登山中に休憩するときに、ザックを背中からおろすときには、ストラップをのびのびにしておろすので、再度担ぎなおすときには自分の体に合うように、「自分で再調整」できるようにしておくことが必要です。

これらの道具の取り出し、装着、調整はなぜ必要だと思いますか?
すべて登山中の体の負担を減らすためです。道具とは、登山を楽にするための手助けを行ってくれるはずのものです。
しかし、正しい使い方が出来ていない場合は負担にしかなりません。

ザックは自分の体に心地よいように調整することで荷物の重みが腰に行き、肩へのずっしり感が大幅に軽減されます。
もし自分で調整できない場合、荷物の重みがずっしりとのしかかり、登山が大変辛いものになります。

雨具、スパッツは雨が降ってきたらすぐに着用しないといけませんが、まず富士山には屋根がない場所が多いので
雨宿りしながらの着用はほぼ難しいです。そんなときにささっと着用できるようにしておくことで、体が雨に濡れるのを
防ぎ、体の体温を安全な状態に維持したまま登山を続けることができます。
もしささっと着用できないと、雨で体がずぶぬれになり、寒い寒いといいながら登山がぜんぜん楽しいものではなくなってしまいます。また個人差がありますが、低体温になることで体自体が危険な状態になることもありえます。

スパッツ(ゲイターとも呼ばれます)は、富士登山に行くまでこういった道具が存在することさえ
知らなかった方も多いでしょう。もちろん使い方を練習しておかないと、どんどん登山の時間がなくなっていきます。

登山を楽にしてくれる必須アイテムのストック(トレッキングポール)ですが、長さの調整や持ち手ストラップの調整を
自分でスムーズに出来るようにしておくことで、かなり登山が楽になります。
使い方を熟知せずトレッキングポールを使用すると、折れたり、自分が使い易い長さで使えないことで
ただの荷物になってしまいます。

このように、登山当日に準備練習しただけでは、到底使いこなせない道具がある場合も、個人の登山経験によって発生してきます。
レンタルで事前に登山道具を受け取っている方も、自分で購入して準備している方も
当日にきちんと使いこなせるようにたくさん練習をして下さい。

 

 

トレッキングポールがザックにすぐに装着できるよう練習しておこう

トレッキングポールがあると山登りはとても楽になることが多いです。
しかし、トレッキングポールが必要ない場面も登山には出てきます。
ごつごつした岩場などでは足元も安定しないので、両手を使って這い上がったりします。
できればトレッキングポールもザックに収納して、両手フリーの状態で山登りしないといけない場面もあります。
そんなときに、ザックにトレッキングポールを収納または装着する方法を知っておくと、またこれで
登山が楽になります。
初心者の方に多いのが、トレッキングポールが必要でない場面でもトレッキングポールを収納しないで
無理に使おうとするため、ポールが折れてしまい、使いものにならず、その後荷物になってしまい道具を一切有効活用できなかったというものです。また、トレッキングポールを無理に使用したため滑って怪我をしたということもあります。

練習していればすべて防げたことかもしれません。

 

 

ザックが重くなりすぎないように、準備したものを背負って本当にこれで10時間ぐらい歩けるのか検討しよう

持っていく物をすべて準備して、ザックに詰めてみると、
思っている以上に荷物が重くなってしまい、「これでは3時間も歩けないかも」というのを
自分で判断できるようになります。逆に、実際に入れて背負ってみることで、「これくらいなら十分に歩くことができるな」というのも予め確認できます。
当日にザックに収納したりしていると、荷物の重さを予め知ることが出来ないので
自分の荷物の多さに驚きつつ、どうしようもないため全ての荷物を持っていかないといけなくなります。
初心者であればあるほど、荷物は少なく、重くないくらいで出かけないと登頂は難しくなります。
特にグループツアーで出かける場合、自分のペースで歩けないことも多いのでツアーに参加される方ほど
予めザックが重くなりすぎないように準備しておくと、登山当日もしっかりと歩き登頂成功の可能性も高まります。

 

 

 

自宅での事前準備があるからこそ、登山当日のスケジュールに余裕が出来て初心者でも楽しく安全に山登りを楽しむことが出来ます。
登山当日時間の無駄が発生しないように前日までにしっかりと準備練習を行い、
登山当日元気に出発できるよう整えて下さい。
楽しく安全な富士登山ができますように!

 

 

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→ 山登りが初めての方へ