富士登山 | トレーニングのポイント

富士登山に向けて筋力トレーニングや持久力トレーニングが必要になってきます。数ヶ月前からしっかりと準備を始める方も多くいますが、
なかなか効果が出なかったり、コツやポイントがわからないため、長続きしないということがよくあります。
ここではそんな方たちのために、トレーニングする上で注意するポイントやコツ、などお伝えしていきます。

 

①トレーニングのポイント

富士登山に向けたトレーニングには筋肉を鍛える筋力トレーニングと、長い行程に耐えれる体を作るための持久力トレーニングがあります。
また、トレーニングを始める前に抑えて多く大切なポイントもあります。すべてをしっかりと押さえておいて、効率的にトレーニングを行いましょう。

-1 体をいたわる ストレッチのポイント
トレーニングをする前と後には必ずストレッチをして筋肉を伸ばして下さい。
怪我防止、疲労蓄積の解消に効果的です。
全身くまなく行って下さい。登山の前にも同様にストレッチを行います。

-2 持久力トレーニングのポイント
持久力トレーニングは20分以上行うようにしてください。
例えばマラソンのようなトレーニングであれば、体が慣れて息安定するまでに初心者では10分程度かかります。
トレーニングを始めたばかりであれば、10分程度でも問題ありませんが、慣れてきたら20分以上を目安に可能であれば1時間位走ったりすることで、
10時間かかる富士登山でも疲れにくくなることでしょう。

-3 筋力トレーニングのポイント
筋力トレーニングではフォームを第一に考えて下さい。
フォームを意識してトレーニングすることで、必要な筋肉を必要なだけ鍛えることができます。

 

②呼吸のポイント

呼吸はストレッチでは筋肉のリラックスにつながり、筋力トレーニングでは呼吸を整えることで効果的に刺激をあたえることができます。
また、持久力トレーニングでは呼吸法に気をつけることで、より長い時間運動をすることができます。
ではそれぞれのシチュエーションにおいてどんな呼吸を心がけるか紹介していきます。

-1運動前・ストレッチの呼吸法
ストレッチをする時には、深く伸ばす時に息を吐き、緩めるときに息を吸います。
前屈で例えるなら前に倒れて指先を足先に沈める際に、息を吐きます。
体を起こす際に息を吸います。息を吐きながらストレッチすることで、
より筋肉の緊張を緩めて効果のあるストレッチをすることができます。

-2筋力トレーニングの呼吸法
筋肉を鍛える時は負荷がかかるタイミングで息を吐き、力が抜けるタイミングで
息を吸います。腕立て伏せなら顔を地面に近づけるときに行きを吸い、地面から
顔が遠ざかるタイミングで息を吐きます。こうすることで、鍛えたい筋肉に
刺激が的確に伝わりやすくなります。

-3持久力トレーニングの呼吸法
持久力トレーニングでは鼻から息を吸い口から吐くようにして下さい。
この呼吸を連続で行うことで、安定して長く運動を続けることができます。

富士登山に向けて登山本番の数ヶ月前からトレーニングすることが理想です。
ですが、長くトレーニングを続けることはとても大変です。
常に短いスパンと長いスパンで目標を持ってトレーニングを続けることで、
達成感を味わって楽しんで下さい。